
プイの丘頂上の儀式が終わったら競技開始。
祭は疾っくに終わっとるんだがブログは未だ未だタパティ中。
2月9日のハカペイ、やっとこさ滑ります。

一番手の競技者が位置に着く。
ワシもスタートラインから若干下った所に陣取ってみる。
斜面の具合は毎年違うから、何処がベストな撮影ポイントかは観戦しながら探すしかない。

ほいでスタート。
この辺りじゃ未だスピードに乗り切っとらんな。もうちょっと降りて撮ろう。
折角なら背景をサッと流したい。
このあいだ覚えたばっかりだけど、また流し撮りにしてみよう。

…なんて移動しながらカメラを弄くっとったら、頂上付近から 「アブネェゾー!!」 と。
既に2番手がテイクオフ。コース傍の、しかもワシ等の居った場所目掛けて突進してくるバナナのソリ。
観衆の陰に隠れたりで滑る方向が読めんモンだから何処へ逃げりゃ好いか見当付かんぞどうすんべ…
已のとこでギリギリ躱す。いやぁおっ魂消ましたよ。
避けた後はちょっと間無言。暫くして共に横っ飛びしたラパヌイと目が合うとお互い何故か腹の底から大爆笑。
こういう場合、人間ってのは腹の底から笑っちまうモンなんだねぇ。
しかし仰天してオロオロな状態じゃあ流石に撮っとる余裕なし。危機一髪な写真は残念ながらなし。
「悪かったな無事だったかよ!」 なんて手を降る2番手を上からパチリが関の山。未だ未だ青いなワシの腕。

すわ大惨事!ってなショックでなんかが吹っ切れたのか、その後の流し撮りは意外と順調。
お次のソリはほぼ真横で押さえました。ちょっと近過ぎるけど。

ウーム未だ近いな。
でも表情までバッチリ。気合いが伝わってくるよう。

中には途中で停まっちまうソリも。
コレは無念。

…と近くに居る連中が即座にヘルプ。
一緒に体勢を立て直す。

進路を修正して再発進。
ズバッと押されて勢いよく滑り降りる。

降ったり止んだりが続いとったからだろう、今年の丘は随分と草の丈が長かったような。
ソリのコントロールが難しかったろうな。タイミング好くシャッターが切れても隠れちまうソリが幾つか。

こりゃあ好い感じに撮れましたね。
ソリ全体は入らなかったけど、こんくらいのほうが迫力が出るのかも。

ちょっと遅れたけどコレもナカナカ。
冠っとった草の冠がポコッと落ちた瞬間。

完璧真横。
草の流れ具合もバッチリ。

んで2人乗りで最高の1枚。
もうちょっと背景を流したかったけど、ソリがジャンプする瞬間を押さえました。

直後にバウンド。
コッチもカッコ好いね。

足のフサフサにピントを持ってかれちまいました。
でもなんか、淡々と滑る競技者が印象的。

カメラ付きのソリはオーバーアクション。
撮った映像観てみたいよな、どっかの動画サイトにアップされとったりせんのか知らん?

惜しいっ。頭が切れちまった。
時速何kmくらい出とったか?なんて事までは判らんですが、みんなかなりなスピードなんですよ。

最後の競技者は胸にカメラ。
スコーンと滑って競技終了。

丘の麓にゃ溌剌とした滑り終わった連中。2014年のハカペイは大怪我もなく済みました。
今年も皆さん見事な滑りっぷり。ありがとさんでした、次回も魅せて頂戴よ。
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