
空港職員のゼネストが終息して2日目。
日曜日に到着する筈だったのにそのストに巻き込まれて心配だった2名様は、翌月曜日に1日遅れで到着。日程は押しとるモノのどうにか間に合うって事で、スケジュール通りの観光を凝縮して遂行しとるとこです。
火曜日はハイライト巡り。天候にも恵まれて気持ち好く終日観光。
スト中ラパヌイに取り残されとった観光客を送還するってな臨時増便が連日来島しとる具合。
…なんですが、村へ帰ってきて確認すると、その臨時便がなにやら 「機材故障」 って名目で島の空港でエンコしちまったらしい。
予定じゃ同日中に本土へ戻る予定だったのが、日付が変わった水曜日未明になっても飛び発たん状態。
一所懸命問題を解決しようとしとるラン航空の意気込みは存分に買う。
だけどよ、助けに来た旅客機が立ち往生って、カッコ悪くねぇか…?
問題の根っこは、慢性化したラン航空の自転車操業だと思われ。
機材故障は今回に限った事じゃあない。簡単に直せない島へそういった可能性を秘めた機材を寄越さにゃならん態勢こそ、本来は見直さにゃならんのだろうと。
…まぁ、叱責とか言及したところで現状が変わるワケでもない。
早く何とかせいよ、と願うばかり。
こんな失態は、世の中を席巻しとるだろう儲け中心で考える思考が蔓延る地域へ出たら様々な場面で日常茶飯事かと。
”グローバルスタンダード” ってのは美辞麗句でしかないのよ。優れとる点でもそのレベルを下げて他と合わせにゃならんなんて道理は別にない。