
もう2週間以上も前になっちまったんですが、今月11日の噺。
絵描きの友人クリスティアン・シルヴァさんから招待を受けた享けた展示会へ行ってきましたよ。
会場はラパヌイ現地発信のアートを支援するマナギャラリー。
ココのオーナー陣とも最早旧友と言っちまってもいいくらいの、ギャラリー発足以来の仲。 「やっぱり来たなー」 ってなモンで、毎度イベントにゃあ顔を出させて貰っとります。

先ずは主催クリスティアンさん、それからギャラリーオーナーの1人で考古学者でもあるジョアン女史の挨拶。
今回はクリスティアンが指導した島の爺さん婆さんが描いた絵の発表会だとの事。そうかー、てっきりクリスティアンが年配者を描いたのかと思っとったんだけど… とこの時点で勘違いに気付く。
凄ぇな。ワシなんか未だに己の仕事と写真撮るのとで精一杯なのに、同年輩の彼ときたら1児の父親、自らも絵を描きながら働いて、更に人様に教える立場とは。
「芸術の愉しみというのは老若男女関係なく享受すべきもの。私の制作の源となっている方々が自由に描ける手助けをさせて頂いた事を誇りに思う」
そんな言葉簡単に出ないぜ。もう立派な先生だ。

一頻り挨拶が済んだとこで歓談、カクテルパーティ。
クリスティアンは忙しいにも拘らず、偉ぶりもせずにワシ等ともいつもと変わらない態で談笑。そんなお前が嬉しいってんだよ、ありがとう。
「ところでカメラ持ってきたよな。実は記念にみんなの絵を余す事なく撮っといて欲しいんだ」
…そういう大事な件は初めに言えよ。既に好い具合に酔っ払って手が覚束無いぞ。
兎に角依頼を遂行。ぶれちまっとるのもあるけど全部撮ったよ。
都合49点、本日やっとこさ現像終了。ってなワケで会の様子も含めて今記事で、と。
ディスクにでも焼いて渡してやらんとなぁ。時間が掛かっちまって申し訳なかったね。
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