ゴトゴト列車に揺られて辿り着いた先はグラナダ。
ホテルへチェックインして窓から雪山を眺める。この近くに住んどった妹の話じゃあ、この日の3、4日前までは雪なんか積ってなかったそーで、多分初雪なんじゃねーか、と。
しかし窓からじゃあ好く望めんなぁ、チョコっとしか拝めん。
駅からタクシーで来た時も感じたんだが、この街のセントロ付近は妙に道幅が狭い。
建物がコロニアル調だし、多分昔のまんまで保護されとるんだろーな、区画整備されとらん感じ。
ソレがまた凄く好い情緒を醸し出しとったんだけどね。
ボチボチ散歩すると至る所に教会が。
過去にイスラム教国として栄えた街らしいから、レコンキスタで奪還 (カトリック見地では) した時にでも再布教の為に建てまくったりしたんだろーか?
直ぐ隣に雑多なキヨスクやブティックがあったりで、現在の町並みはカトリックと生活とかなり密着しとるんだなぁ的。
カテドラル付近も例外なく狭い。
充分後ろに下がれんモンだから、広角レンズを使わんと写真すら旨く撮れんし。
ココまでだと、雑多と表現すべきは周りの商店や建物じゃなくって教会のほうかも知れんわ。
中心街はゴチャゴチャしとりますがね、ちょっと離れた新市街っぽい区域にゃあ余裕があった。
そこから眺めるセントロと雪山は綺麗でしたよ、銅製の爺さんもベンチで日向ぼっこ。
歩く人はマドリードより気さくで女の子も可愛かったっす。
ジプシー崩れみたいな詐欺師もゴロゴロしとりましたが、彼等の祖先が美人を産む土壌をつくったのかも。
血が混ざると好い顔になる、なんて聞くモンなぁ。
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